株を始めたばかりのあなたはまだ知らないでしょう。初心者が特に気を付けた方がいい株の落とし穴ってご存知ですか?わからなかったあなたは当サイトで一緒に学んでいきましょう!

カシオの株価はインバウンド需要の限界で低迷?

カシオの株式においては、去年の末までは堅調に推移する状況が生まれていました。カシオでは自社ブランドの時計が中国人などの観光客向けに販売が伸びていたことで、業績が拡大する傾向が起こっていました。そうしたインバウンド需要を背景にして、カシオの株式が買われた経緯があります。しかし、カシオの株価は去年末に上値の限界が出て、今年に入ると下落傾向を強めています。去年末のカシオの株価は2800円台を付ける場面がありましたが、今では1600円台まで下がってきてます。このようにカシオの株価が低迷している背景としては、中国人観光客のインバウンド需要に限界が生じていることが挙げられます。現在の中国では景気の減速が進んでいることから、中国人観光客では高級品の購入を控える動きが出ています。そのため、自社のブランド時計も中国人向けの販売が鈍化する傾向が起こっています。また、今年に入ってからは為替市場で円高傾向が強まったことも、カシオの業績を不透明にする要因となっています。日本の製造業においては為替市場で円高になってしまうと、為替差損が生じることで業績が下押しされることが多いです。そのため、今後も為替市場で円高傾向が続くようだと、株価は戻り高値に限界が出ることが予想されます。しかし、アメリカでは利上げ観測があるため、利上げが実施された後に為替市場で円安になるようであれば、株価も持ち直す可能性があります。また、中国の経済においても今は最悪期は脱したとみる動きが出ており、徐々に景気の回復を示すようになれば、株価が回復していく見込みもあります。なお、長期的には日本では外国人観光客を4000万人に増やす計画があり、カシオの時計需要は長い目で見れば伸びていく期待が出ています。